葡萄色の思い出

仕込み用のキャンベルを、大量にお裾分けしてもらいました。

ジャムにすることにしました。
ザラメを入れて一日半。少し水が出たところで火にかけます。


かなり弱火にしていたのに、ブシューッという音が・・・

泡吹いてました。

こうやってワインを仕込むんだなぁ・・・(←某ワイナリーがジャム製造機も使用しているというTV放映からの発想で、正確には違います)。


食べきれないぶどうを保存食にすることは、昔、母がよくやっていました。
それを手伝っていた幼少時のことが、キャンベルの香りと共によみがえります。

「出てきたジュースは、あとで薄めて飲むためにとっておいて、皮や実は種を取りながら煮詰めてジャムにするの。鍋をずっとのぞき込んでいると酔ってきちゃうから、たまには顔を上げてね」

で、そのジュースを寒天(!)で固めてゼリーにしたり。

口にすると必ず舌が真むらさきになってしまう、ぶどうジュースとジャム。

いただきましょう。

楽園の住人

北海道生まれ北海道育ち。現在、ぶどう畑の傍に住む。