ある種、忘年会

シャンソン教室に通い始めて1年とちょっと。
合同研修会という名の発表会&懇親会&飲み会が札幌であったので、
バスに乗ってはるばる行きました。


私が選んだ曲は、無謀にもこれ。

シャンソンの先生曰く、ヴィクトル・ユゴーの原作がミュージカル化された時は、フランス語での上演でした。
それが海を越え、ロンドンで英詞に。
のちにブロードウェイで更に有名になった『レ・ミゼラブル』の劇中歌『夢やぶれて』。

メロディは複雑ではないのですが、感情の出し入れが難しい。

原詞が仏語なのでシャンソン教室でも取り上げたものの、いかんせん意味が悲愴なのです。

「人生は生きる価値があり
愛は永遠と思っていた

若い頃は怖いもの知らずで
夢はいつのまにか摩耗する

夢は破れ
人々はそれを嗤う


青春を奪って行ったあの人
なのに今でも私は待っている

私はこんなにも遠くにきてしまった
夢を見ていたあの日から」

怪しいフランス語と、それよりちっとはマシな英語半々で歌いました。
そしたらあとで
「馴染みのない言語に感情をのせて歌うってのは、やっぱり難しいよねー」
という話になり・・・私のせい?
それを言ってはフランス語でシャンソンを歌おうという本来の目的から脱線するので、次回は怪しくてもフランス語で歌おうと思いました。プチ反省。

研修会に来てくれた友人と「来年は一緒に歌いましょう」と約束。
そんな楽しみを抱えながら、今年のやり残しはほぼほぼ(←今年の流行語)クリアしつつあります。






楽園の住人

北海道生まれ北海道育ち。現在、ぶどう畑の傍に住む。