まずは物件を決める

「やっと引っ越し先が決まりました」

と、SNSにちょこっと書いただけで、「いいね」が続出。
きっと私のジリジリ感が、今までずっとネットの向こうの友人達に伝わっていたのに違いありません。


いざ不動産会社に行くと、こう言われました。

「もともと物件の少ない土地でして、いいものはすぐに埋まってしまうんですよ。
入居ラッシュが終わってしまったので、この先新しい物件が出てくる可能性は低いです。
最初にお電話でお問い合わせいただいたのが、今一番のお薦め物件ですね」

都と違ってそんなに選択肢がないのか。それは迂闊だった・・・
と暗い気分になりましたが、過ぎたことはどうしようもない。

今ある物件のベストで決めるしかないわ~

と、楽園まで車を飛ばして見た結果、業者さんの薦めた物件に即決となりました。
とりあえずはよかったです。

この業者さんが正直な人で、
「あの・・・物件を決められた後でなんですけど、この町に住むことに関して、お客様のお気持ちはどうなんですか?」と訊かれました。
「僕も仕事上、実家のある街を離れてこの近辺に住んでますけど、何もないところでしょう?」
えぇまぁ・・・確かに・・・。
でも私たち夫婦にとって今回の引っ越しは、タイムリーな話なのです
(帰宅後つけたTVで、ムヒカ夫妻が来日中のニュースが流れていました。
はい、ざっくり言うとそういう理由です。ざっくりしすぎ)。

この日は小樽駅のバーガーキングで都会の味を堪能してましたが。

楽園の有名アップルパイも買ってきて、今日の朝ごはんにしました。

今からジャムづくりに燃えています。


楽園の住人

北海道生まれ北海道育ち。現在、ぶどう畑の傍に住む。