よーく考えてみれば、私と夫とは食の嗜好が違う。
多分、私の方がキャパは広い。
そのせいか、同じものを食べていても飲んでいても、感想が殆ど全くリンクしない。
よく母に、「私と食べ物の好みが似ている相手って、お姉ちゃん(私)くらいだわ」と言われていて、「へっそうか~?」と思っていた。
美味しいものは誰の舌にも美味しいもので、それはそんなに外れることはないと思っていたからだ。
けれど美味しいと感じる決めポイントは、人によっては甘みだったり苦味だったり酸味だったりと、微妙に違うのだ。
そのことがわかってから、「あぁこの人は酸味に敏感なんだなぁ」「この人は苦味なんだなぁ」と、話を聞いているうちに思うようになった。
知らないことを知りたいというワクワク。
甘栗にリコッタチーズ。
これにも、面白がる人とそうでない人がいるんだろうな。
それはしかたのないこと。
楽園の住人
北海道生まれ北海道育ち。現在、ぶどう畑の傍に住む。
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