海から上がる火

北海ソーラン祭り。

そのお祭りが、先日ありました。


余市はソーラン節の町だそうです。
♪ニシン来たかとカモメにきけばぁ~♪
の、『マッサン』でも熊虎さんが歌ってました。あの歌です。

「余市は、お祭りって時に天気が悪くなるんだよね~」というのが定説だそうで、

この時も然りでした。

でも二日目の夜の花火!それは絶対見たいぞ!という私の願いが通じてか、
なんとかお天気は巻き返しました。

海に向かって行くぞっ!(on 余市橋)

港の会場にて。
ザンギ(蝦夷風 鶏の唐揚げ)が、薄味で美味しかったです。
こっちって生姜をきかせた塩ザンギなんですね。

今まで食べてきたのは醤油味のザンギが多かったので、なまら新鮮でした
(あ、郷土愛が漏れちゃいました)。

会場は老若男女が入り乱れて、町のお祭りだなぁ~という感じ。
そうこうしているうちに、四千発の花火が始まって。

もうね、花火は実際に目で見るのに敵わない。

なので、写真撮るの早々にやめました。

なんといっても周囲のリアクションが花火の音と同じくらい大きくて、それが面白かったです。

「うわぁ~綺麗だねぇ!」「あぁこれも綺麗だね」「俺は何て言っても枝垂れ柳だな」と、
みんな思った通りのことを素直~に口にするのがほほえましいといいますか。

「余市だってこのくらいやるんだよ!」と自慢げに言ってたおかあさん。
なんかね、正しいです。

楽園の住人

北海道生まれ北海道育ち。現在、ぶどう畑の傍に住む。