晴耕雨読

先月から心と時間に余裕ができたので、町内の無料セミナーなどになるべく参加するようにしています。
引っ越してすぐ一か所で働き始めるというのも、地元に早く馴染むためのひとつの方法ではありますが、自分自身は転勤ではなく生活改変のためにここにやってきたので、それでは偏ってしまうなと、わりとすぐに悟りました。

まずは、いろんな立場の人が多く集まる場に行って、いろいろ観察してみよう。
それなら地元で行われるセミナーやシンポジウムがばっちりだ。


それぞれいろんな切り口からこの町の顔を見られて、とても有意義な会合(と言っていいのか)だったのですが、昨日参加したシンポジウムは特に面白かったです(とも言っていいのか)。


『マッサン』で注目された後も、どうやってこの町から人々の目をそらさないようにするかがテーマで、過去にドラマの舞台となった福島県、広島県からもそれぞれ代表の方が来られました。

●『八重の桜』の舞台(福島県)&ヒロイン八重役・綾瀬はるかの出身地(広島県)
●『マッサン』の舞台(余市:福島県からの移住者多い)&竹鶴政孝の出身地(広島県)

の流れということで。

(この繋がりは知っていたもんね~。マイナーな気づきらしく当時だれとも盛り上がれなかったけど)という一人ウケはさておき、それぞれの県代表のお話がとても楽しかったです。


これらの参加で得られた知識や抱いた感想は、ちょっと熟成させてからなんらかの形にまとめるとして、余市駅隣のお土産屋さん・エルラプラザでひと休み。

アップルパイ。

余市では、福島からの移住者のもたらしたリンゴが特産です。

駅前でも他に二軒、アップルパイを食べられる場所がありますし、気のせいか町内のパン屋さんには必ずと言っていいほどアップルパイが売られています。

これも小樽あんかけ焼きそばと同じような、町おこしメニューなのでしょうか。

先日参加したセミナーでは、某NPO法人団体さん作成のリンゴ果汁を使ったパート・ド・フリュイ(フルーツグミ)をいただきました。
これも美味しかったです。

町おこしになるかはわかりませんが、私も生協さんのリンゴはなるべく地元のものを選んでいます。

さて、今日は雨の余市。

おとなしく家で何かやってるとします。

楽園の住人

北海道生まれ北海道育ち。現在、ぶどう畑の傍に住む。