ジョージアワインの夕べ

ジョージア(グルジア)ワインを飲みに、初めて公共交通機関でニセコまで行ってきました。

バスでも列車でも、余市からは一時間半かかるんですね。
もっと近いような気でいましたが、行ってみないとわからないものです。

映画『シェフ・イン・ラブ』を深夜のTVで観て以来、「グルジアってなんか美味しそう」というイメージがあり。

お洒落に改築された、旧でんぷん工場が会場でした。

ワインは甘めか、タンニンたっぷりの濃いめ。

ジョージアワインはKvevriという土器による醸造法で知られています。

きっとグルジアの料理に合うんだろうな。

修道院で造られるヨーロッパタイプのワイン。

こちらは軽やかな味わい。

蜂蜜好きとしては、やはり蜂蜜のコーナーに入り浸ってしまう。

とても楽しい時間を過ごした後で、この体験を自分はどう消化しようかと考えていました。

余市に来てからずっと自分が模索しているのは、「その土地に暮らす者」として何が出来て、また何をすべきでないのか、ということです。
最終的に町のためになることを考えたいのですが。

ジョージアからここに集まった人たちはどうなんだろう。

そのへんを話せたらよかった。


帰路はJRだったのですが、ワインを持ち帰れたらよかったな~と思いました。
もしかしたら会場で購入できるのかなと思い、お金多めに持って行ったのですが(笑)。
そんな発想をしたのは、『シェフ・イン・ラブ』で主人公たちが出会ったのが列車の中で、ふたりでワインを開けるというシーンがあったから。

最近は列車に乗る機会が増えたのに、車中酒やってないなぁ・・・。



楽園の住人

北海道生まれ北海道育ち。現在、ぶどう畑の傍に住む。